薬王寺前やくおうじまえ)” の例文
旧字:藥王寺前
薬王寺前やくおうじまえに来たのは、帽子のひさしの下から往来ゆききの人の顔がしかと見分けのつかぬ頃である。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「それを聞きに、御前わざわざ薬王寺前やくおうじまえへ廻ったのかい」
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)