蒼茫万古そうぼうばんこ)” の例文
潮流は地の理に従って流るべき方向へ流れているに過ぎないし、詩人でない駒井は、「そぞろに覚ゆ蒼茫万古そうぼうばんこの意、遠く荒煙落日のかんよりきたる」
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)