“蒸溜水（じょうりゅうすい）” の例文
この日の午後から、蒸溜水（じょうりゅうすい）の製造をやめた。それは、蒸溜水製造には、びっくりするほどたくさんにたきぎがいるからである。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) ／ 須川邦彦(著)
しかし詩はすべての芸術中最も純粋なものだということは、蒸溜水（じょうりゅうすい）は水の中で最も純粋なものだというと同じく、性質の説明にはなるかもしれぬが、価値必要の有無の標準にはならない。
弓町より (新字新仮名) ／ 石川啄木(著)
井戸ほり、蒸溜水（じょうりゅうすい）つくり、まきわり、炊事、荷物のせいとん、などである。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) ／ 須川邦彦(著)
天からたくさんの蒸溜水（じょうりゅうすい）を、すなわち命の水を配給してくれるからである。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) ／ 須川邦彦(著)