“葆”の読み方と例文
読み方割合
つつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
光をつつんでいる。そうしてまっ平らに研ぎすまされた面の中には見えるような見えないようなキメがあって、やわらかであたたかく、まるで息でもしているかと思われるけはいがする。
小刀の味 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
十年の重みにどんよりよどんで光をつつ
智恵子抄 (新字旧仮名) / 高村光太郎(著)