“菜切”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なきり50.0%
なっき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次はまだ縛られたまゝになつて居る娘のお琴を引起すと、菜切なきり庖丁を持つて來て、バラバラと繩を切りほぐし、それから猿轡を取つて
「馬鹿者共めがッ。江戸御免の篠崎流正眼崩しを存ぜぬかッ。その菜切なっきり庖丁をおとなしゅう引けッ」