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茯苓
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ぶくりやう
ふりがな文庫
“
茯苓
(
ぶくりやう
)” の例文
で、事の仔細を訊いてみると、蘇生つた二人は、袖のなかから
茯苓
(
ぶくりやう
)
を取り出して以前の朋輩に与へたのみで、別に何も語らうとしなかつた。
独楽園
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
丁度人参や
茯苓
(
ぶくりやう
)
の口当りが甘いのに出会つたやうに、また格調の激越なのを目にすると、まるで
薑
(
はじかみ
)
や肉桂の辛烈舌を刺すやうなのを味はつたやうに、どちらも内臓を癒すにききめが少くない。
独楽園
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
茯
漢検1級
部首:⾋
9画
苓
漢検準1級
部首:⾋
8画
“茯苓”で始まる語句
茯苓草
茯苓雷丸