艸花画巻そうかえまき)” の例文
○余が所望しょもうしたる南岳なんがく艸花画巻そうかえまきは今は余の物となつて、枕元に置かれて居る。朝に夕に、日に幾度となくあけては、見るのが何よりの楽しみで、ために命の延びるやうな心地がする。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)