色彩家カラリスト)” の例文
遺品も尠く作者も解らないが、もし我が国の絵画史に色彩家カラリストと名づけられるような作者の出る見込があった時があるとすれば、まずこの時代であったろう。
偶言 (新字新仮名) / 津田左右吉(著)
若し言語を自由に駆使したことを云へば其れ以前のあらゆる詩人に越えて居る。のみならずその言語は悉く新しい気分で動いて居た。氏は実に、微細に神経をつかふ言語の色彩家カラリストである。
明治詩壇の回顧 (新字旧仮名) / 三木露風(著)