船室サルーン)” の例文
口走るものですからね。……ああ、よくしゃべくった。……風が冷たくなって来ましたね。もう、そろそろ、船室サルーンへはいりましょう
キャラコさん:05 鴎 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
イヴォンヌさんのほうが片づいたので、ひとつずつ船室サルーンドアをたたいて、今まで親切にしてもらったひとたちに愛想よく別れの挨拶をして廻った。
キャラコさん:05 鴎 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
船室サルーンの入口のところにかたまって手をたばねて傍観するほかはなかった。
キャラコさん:05 鴎 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)