船入ふない)” の例文
天堂一角の通知があったので、取りあえず、この春の道者船どうじゃぶねはさしめたが、あのように、頻繁ひんぱん船入ふないりのあるうちには、どんな者が、どう巧みに入りこまぬ限りもない……
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)