自讃じさん)” の例文
こう解釈してゆくと自讃じさんするように聞こえますが、ただ私のこの句をなすに至った道程だけをお話しいたすのであります。
俳句の作りよう (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
と源氏は自讃じさんしていた。
源氏物語:32 梅が枝 (新字新仮名) / 紫式部(著)
この句を立派な句だと自讃じさんするのではありませんが、かかる事情のもとに生まれ出た句であることを申し上げて「じっとものに眺め入る」上の句作法の一例として参考に供するのであります。
俳句の作りよう (新字新仮名) / 高浜虚子(著)