胡粉色ごふんいろ)” の例文
胡粉色ごふんいろの靄で宇宙が塗りつぶされた。そして、その冷たい靄ははるかの遠方から押し寄せてくる暖かいものを、そこで食い止めていた。食い止めて吸収していた。
仮装観桜会 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)