胎内佛たいないぼとけ)” の例文
何の氣もなく開けて見ると、その中から現れたのは、金色燦爛こんじきさんらんたる三寸二分の胎内佛たいないぼとけ——大日如來だいにちによらいです。
金無垢きんむくの大日如來といふのは、本堂の奧に安置した教祖の木像の胎内佛たいないぼとけで、別にお厨子を作つて見えるところに安置したのは、少しでも寺内を賑やかにしようと言ふ住職の商賣氣