胆沢辺いさわべ)” の例文
次の天明六年は南部領で正月をしたはずであるが、この一年余りは事蹟が伝わっておらぬ。秋の末から冬にかけての日記は、「雪の胆沢辺いさわべ」という簡単な一冊が残っている。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)