耆婆扁鵲きばへんじやく)” の例文
(躊躇して)別に惡くなつたと云ふ程でもないが、なにしろ病人が床の上に起き直つて、よるも晝も書きづめでは、耆婆扁鵲きばへんじやくも匙を投げなければならない。
近松半二の死 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)