“老爺(ぢいや)” の例文
叫び立てる女中達の声に、別荘番の老爺(ぢいや)は驚いて馳け付けて来た。強盗だと聴くと、いきなり取つて返して、古い猟銃用の村田銃を持つて来た。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
さう思ふと、瑠璃子は老爺(ぢいや)を呼ぶ声も出なくなつてしまつて、再び其処へ立ち竦(すく)んだ。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
「強盗だ! 強盗だ! 早く老爺(ぢいや)を呼んで来い! 瑠璃子! 瑠璃子!」
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)