老婆様おばあさん)” の例文
旧字:老婆樣
十歳とを位の小供から、酔の紛れの腰の曲つた老婆様おばあさんに至るまで、夜の更け手足の疲れるも知らで踊る。人垣を作つた見物は何時しか少くなつた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)