“綞”の読み方と例文
読み方割合
つむ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたくなな翼をつむの形にたたむで、灰色のまぶたをとぢてゐた。それを抛げてみると、枯れた芝生に落ちてあつけない音をたてた。近づいて見ると、しづかに血を流してゐた。
測量船 (新字旧仮名) / 三好達治(著)