“細径伝”の読み方と例文
旧字:細徑傳
読み方割合
ほそみちづた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歯がキリ/\する位で、心地よいつめたさが腹の底までも沁み渡つた。と、顔の熱るのが一層感じられる。『して青く見えたか知ら!』と考へ乍ら、裏畑の細径伝ほそみちづたひ急ぎ足に家へ帰つた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)