紛々濛々ふんぷんもうもう)” の例文
お祭騒ぎでなんぞあるべき余裕やにぎわいはちっとも見えないのみならず、明らかに殺気そのものが紛々濛々ふんぷんもうもうと湧いているのです。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)