“篠井山”の読み方と例文
読み方割合
しののいざん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蛇滝へ参籠して既に百日にもなるとすれば、その間に、篠井山しののいざんの下の月夜段つきよだんの里まで消息を通ずることは、あえて難事ではありません。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ここは篠井山しののいざんの山ふところ、お徳というのは先日、峠の上で竜之助を助けて来た「山の娘」たちの宰領さいりょうであります。
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「それは駿河の方から来て、この少し先のいりから篠井山しののいざんの方へ廻ったようだ」
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)