“箬笠”の読み方と例文
読み方割合
たけがさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一日、途中でにわか雨にあったが、雨に濡れながらもなお巡視をつづけて来ると、彼方から一人の兵が、百姓のかぶる箬笠たけがさを持って、かぶとの上にかざしながら、一目散に馳けてくるのを見かけた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)