“筑後柳川”の読み方と例文
読み方割合
ちくごやながわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、藩のうちでも屈指な剣道家ばかりで、中にただひとり、筑後柳川ちくごやながわの藩士がいた。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御当家の城普請しろぶしんや造船や、また火薬兵器の御用意などが、着々とすすむにつれて、筑後柳川ちくごやながわの諸藩をはじめ、京都の中心はもとよりのこと、江戸表の大弐だいになどもしきりに、ひそかな兵備を
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)