“稲門”の読み方と例文
読み方割合
とうもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昭和九年の夏、横井春野君が三田稲門とうもん戦の試合を見て帰って来たところで、その時千葉の市川にいた令弟れいていの夫人から
屋根の上の黒猫 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
そのころ、わたくしは経営者中の一人いちにんから、三田の文学も稲門とうもんに負けないように尽力していただきたいと言われて、その愚劣なるに眉をひそめたこともあった。
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)