“秘々”の読み方と例文
旧字:祕々
読み方割合
ひそひそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
周匝めぐりには五六人の男の児が立つて居て、何か秘々ひそひそと囁き合つて居る。白玉殿前はくぎよくでんぜん、此一点の醜悪! 此醜悪をも、然し、自分は敢て醜悪と感じなかつた。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
会計報告が、つつましやかに、秘々ひそひそと示された。
遠藤(岩野)清子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)