秀鶴册子しうかくさうし)” の例文
壽阿彌の生涯は多く暗黒のうちにある。抽齋文庫には秀鶴册子しうかくさうしと劇神仙話とがおの/\二部あつて、そのどれかに抽齋が此人の事を手記して置いたさうである。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)