神符ふだ)” の例文
けたところへ砂糖を加へ、紫を注すと、ジユウツといふ音とともに、湯氣がむら/\と舞ひのぼり、黒ずんだ天井の眞ん中に貼つてある大神宮の劍先神符ふだが、白雲に蔽はれた山寺の塔のやうに
父の婚礼 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)