“神童子越”の読み方と例文
読み方割合
じんどうじご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうして山中の杣小屋そまごやにお身を休ませられ、以後二日、それも夜だけ、彷徨さすらいをつづけたあげく、三日目の夜明けごろは、まったく疲れはてたお姿を、神童子越じんどうじごえの路傍にぼうとしておいでだった。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)