砂土原町さどはらちょう)” の例文
津守つのかみを下りた時、日は暮れ掛かった。士官学校の前を真直に濠端ほりばたへ出て、二三町来ると砂土原町さどはらちょうへ曲がるべき所を、代助はわざと電車みちに付いて歩いた。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)