“矢野目”の読み方と例文
読み方割合
やのめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこでなお多くの因縁の例を挙げて見ると、福島の市の近くの矢野目やのめ村の片目清水という池では、鎌倉権五郎景政かげまさが戦場で眼を傷つけ、この池に来て傷を洗った。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その時血が流れて清水にまじったので、それで池に住む小魚はどれもこれも左の目が潰れている。片目清水の名はそれから出たといいます。(信達一統志。福島県信夫しのぶ余目あまるめ村南矢野目やのめ
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)