瞋恚怨念しんいおんねん)” の例文
瞋恚怨念しんいおんねんの炎のうちにあった。昼時鳥ひるほととぎすの啼きぬくこの山道にかかっても、彼のこめかみは、安土退去以来の血が太くつきあげたまま、いまなお決してしずまってはいないのであった。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)