相交叉あいこうさ)” の例文
そのうちに、ふと前方を仰ぐと、両側の絶壁は迫り合って、樹木の枝は相交叉あいこうさし、天もかくれるばかり鬱蒼たる嶮隘けんあいな道へさしかかった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)