新字:尽候趣聞召
「永年遠國に罷在候まかりありそろ夫の爲、貞節を盡候趣聞召つくしそろおもむききこしめされ、厚き思召を以て褒美として銀十枚下し置かる」と云ふ口上であつた。
ぢいさんばあさん (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)