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盜人
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ぬすつと
ふりがな文庫
“
盜人
(
ぬすつと
)” の例文
新字:
盗人
「お前を九百九十兩の
盜人
(
ぬすつと
)
だと思つてるわけぢやねえ。實は先廻りして、あの晩お前が家から一と足も出ない事を聞いて來たんだ」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それから柳橋へ行つてお通の茶店で見せびらかして、
札止
(
ふだどめ
)
は木場の春木屋だ。主人にも番頭にも小僧にも見せて、三千兩の
盜人
(
ぬすつと
)
はこの手紙を
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「よし、よし、これも念の爲だ。玉屋にも此處にも無く、外から
盜人
(
ぬすつと
)
の入つた樣子も無いとすると、消えて無くなつたとでも思はなきやなるまい。こんな事で引あげようか、八」
銭形平次捕物控:060 蝉丸の香爐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
盜人
(
ぬすつと
)
を嗅ぎ出して
強請
(
ゆす
)
つたんぢやありませんか。それ位のことはやりかねない女だ」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「お角が、
盜人
(
ぬすつと
)
を知つて居たでせうか、親分」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
盜
部首:⽫
12画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“盜人”で始まる語句
盜人々々
盜人野郎