百匁ひゃくめ)” の例文
どさくさまぎれで地に落ちて砂にまみれた食いかけの百匁ひゃくめがきを、久助君はポーンと川の中へけとばした。そして三人は出発した。
(新字新仮名) / 新美南吉(著)
みなはそれを、百匁ひゃくめがきといっている。このへんでとれるかきのうちでは、いちばん大きいうまい種類である。
(新字新仮名) / 新美南吉(著)