白天目しろてんもく)” の例文
それからまた少し間をおいて、前の茶碗よりずっと小ぶりな白天目しろてんもくに緑いろの抹茶まっちゃをたたえ、足の運びもゆるく、貴人にたいする作法どおり、物静かに秀吉のまえに置いた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)