発泡はっぽう)” の例文
ある時余は鏡に写して背中の有様をうかがはんと思ひ妹にいふに妹しきりに止めて聴かず、余は強ひて鏡を持ち来らしめ写し見るに、発泡はっぽうの跡、膿口など白く赤くして、すさまじさいはんやうもなく
明治卅三年十月十五日記事 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)