疫病ペスト)” の例文
ヨオロッパのほとんどあらゆる地方において、時々これを襲った大疫病ペストや伝染病や戦争の中間期中には、出生が死亡を超過している。
 プロシアでは疫病ペスト流行後に、第一の異常の年を除去すれば、五年間の平均で、出生の総人口に対する比率は一対一八以上であった。
疫病ペスト流行の直後の二年間は、死亡以上に出ずる出生の超過は極めて驚くべきものがあったが、出生の結婚に対する比率は小さかった。
トルコにおける疫病ペストの優勢な破壊力と対照するものは、おそらく、ペルシアにおいては内乱がより頻々と起るということであろう。
一七八三年には疫病ペストが非常に蔓延した。また一七八四年及び一七八五年には、ナイルの氾濫の不足によって恐るべき飢饉がエジプトを蔽った。
疫病ペストはペルシアには及んでいない。しかしロシアの旅行者の云うところによれば、天然痘が著しく蔓延しているという1
しかしそれだからといって、精神が活溌ならば高熱や天然痘や疫病ペストも気にしないですむということにはならない。