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留者無幾
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とゞめしものいくばくもなし
ふりがな文庫
“
留者無幾
(
とゞめしものいくばくもなし
)” の例文
「
藤枝冡荷溪
(
ふぢえだのちようかけいは
)
。
碧字風曉
(
へきあざなはふうげうなり
)
。
才調獨絶
(
さいてふひとりぜつす
)
。
工畫能詩
(
ゑをたくみにししをよくす
)
。(中略)
於詩意期上乘
(
しのいにおけるじやうじようをきす
)
。
是以生平所作
(
ここをもつてせいへいつくるところは
)
。
多不慊己意
(
おほくおのれのいにあきたらず
)
。
撕毀摧燒
(
せいきさいせうして
)
。
留者無幾
(
とゞめしものいくばくもなし
)
。」菊池五山は
西駿
(
せいしゆん
)
の知己二人として、荷溪と苾堂とを並記してゐる。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
留
常用漢字
小5
部首:⽥
10画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画