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田舎老爺
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いなかおやじ
ふりがな文庫
“
田舎老爺
(
いなかおやじ
)” の例文
なんといっても相手がこの
田舎老爺
(
いなかおやじ
)
では、お歯に合わないほどの金が要ると思うから、親切は有難く思っても、いっそう打悄れるのが関の山です。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「ああ、それで安心を致しました、私は近頃、駒井の殿様の御家来分になった
田舎老爺
(
いなかおやじ
)
めにございまして」
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
厳しいというのは、その尋常な
田舎老爺
(
いなかおやじ
)
としてのこしらえに比較してみて言うことで、なるほど、
赤銅色
(
しゃくどういろ
)
に黒ずんだ顔面の皮膚の下の筋肉は鋭いほどに引締っている。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
舎
常用漢字
小5
部首:⼈
8画
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
爺
漢検準1級
部首:⽗
13画
“田舎老”で始まる語句
田舎老漢