甃石いしだゝみ)” の例文
さうして魚市場の閑な折々をり/\は、血のついた腥くさい甃石いしだゝみの上で、旅興行の手品師が囃子おもしろく、咽喉を眞赤にけては、激しい夕燒の中で
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)