珮環おびだま)” の例文
暫くたってから珮環おびだまの音がちりちりと近くに聞えて、蘭麝らんじゃの香をむんむんとさしながら公主が出て来た。それは十六、七の美しい女であった。王は公主に命じて竇を展拝さしていった。
蓮花公主 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)