“珂瓈”の読み方と例文
読み方割合
からん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一切の物音は絶えて、唯ざあと降る音、ざあっと吹くおとばかりである。忽珂瓈からんと硝子戸がひびいた。また一つ珂瓈と響いた。ひょうである。彼はまだ裸であった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)