玻璃燈籠ギヤマンどうろう)” の例文
そして、口はみ込む、何ものかをもの欲しげに、ゲッとばかり開かれているのだ——小六は、左右に玻璃燈籠ギヤマンどうろうを吊した、紐に縄をかけて、無残な縊死いしを遂げているのであった。
人魚謎お岩殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)