“玻瑠”の読み方と例文
読み方割合
ガラス100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
川に面した縁側の玻瑠ガラス戸をゆする木枯の日もあつた。夏中閉口した西日も今は戀しいのに、日の暮が早くなつて、それもさして來なかつた。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
一つのテーブルの上には脚の折れた椅子さえ載せてあり、それと並べて振子の停った時計が置いてあるが、それには古風な銀器や玻瑠ガラス罎や支那陶器などが入れてあった。