玩物おもちや)” の例文
俳句なぞは薄生意気な不良老年の玩物おもちやだと思つて居り、小説稗史はいしなどを読むことは罪悪の如く考へて居り、徒然草をさへ、余り良いものぢや無い、と評したといふ程だから
観画談 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)