猛禽獣もうきんじゅう)” の例文
ピンセットでいじり廻したりして深夜に至るも、夜を忘れた一心不乱の態度が、何か夜の猛禽獣もうきんじゅうが餌を予想外にたくさん見付け、喰べるのも忘れて、しばらくもてあそ恰好かっこうに似ていた。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)