“猓玀”の読み方と例文
読み方割合
ローロー100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といわれ、はじめて気がついたように折竹をみると、色こそ、猓玀ローロー𤠫𤠫リューシのような夷蛮いばんと異らないが、どこかに影がうすれたような憔悴しょうすいの色がある。
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そして折竹は、猓玀ローローの人夫の背に負われて、Zwagriツワグリ九十九江源地ナブナテイヨ・ラハード囈言うわごとを言いながら魔境をでた。
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
アメリカ地理学協会「天母生上の雲湖ハーモ・サムバ・チョウ」攻撃隊は隊員二十一名、人夫は、苗族ミョウツエ猓玀ローロー、モッソ各族を網羅し二百余名なのに、ここに、あらたに現われた新隊の人数総員二名とは
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)