物凄すさま)” の例文
武士の子というほこりはあったにしても、幾日も幾月もの間、小さい余吾之介は、その物凄すさまじい幻に悩まされて、内証でふるえていたことを思い出したのです。
十字架観音 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)