爪黄馬そうこうば)” の例文
帝がきこんで叫ばれると、曹操はつと馳け寄って、帝の御手から弓矢を取り、それをつがえながら爪黄馬そうこうばを走らすかと見る間に、ぶんと弦鳴つるなりさせて射放った。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)